音声データを裁判所に証拠提出する反訳書作成業務。その音源のノイズを除去し明瞭化技術の提供。さらに,反訳士を志す通信講座の開催。録音会話の文字化専門的技術を提供いたします。
一般社団法人日本反訳士協会

反訳とは翻訳とは

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由来

録音媒体が発明されていない時代で話し言葉を文字に起こす反訳の基となる技法について、古書では「語ヲ簡略ニスル書法」或いは「早ク書キヲスル術」などと語られ、人の話しを術者以外には解読できない様に地域独自の言葉や発音、さらに、イントネーション含めた特殊符号や記号を含む秘密を保ちながら素早く文字の基になる下書きを換字する技法が使われていて、その換字技法で日常表現文字として通信や手紙を書面文字としてに起こす技をを反訳とも言われています。

今日の誰もが何時でも録音できる恩恵を受ける原点は、その歴史を遡(さかのぼ)ると、人類のための発明が競われたことを知ることができます。録音装置の原点を考案し世の中に論文を発表したのは1887年(明治20年)フランスのシャルル・クロスであったと知られていますが、僅か数カ月の後にトーマス・エジソンがアナログ方式の録音機を製品化し誕生させたのが今から数えて140年前のことで、シャルル・クロスがとても悔しがったと記録されています。

 

反訳士と翻訳士

反訳と翻訳は異なる文字形成伝達技術です。

翻訳士の基本的仕事は、異なる言語を必要とする言語に訳し必要とする人々に言葉として通訳したり、その訳した言語を必要とする言語に整え書面に整える技能を言います。
その翻訳の分野は専門分野に分かれていて、

[翻訳士の業務分野]
・観光出版翻訳(ガイド、出版、学術書や論文)など
・商工業分野翻訳(販売、マーケッティング、生産、設計,企画、品質管理、研究開発)など
・特許翻訳(出願、ライセンス契約、裁判関係)など
・医療翻訳(研究開発、申請臨床分野)など
・金融翻訳(契約、法律、定款)なと

翻訳士に求められる能力は通訳先の国情や慣習、法律、歴史、文化などに周知と能力の保持が必要とする高度な学識と経験を保持した術者が翻訳士なのです。

反訳士の基本的仕事は、同一言語を録音媒体(ICレコーダー、ボイスレコーダー、携帯端末、動画機器)などと、レコード、カセットテープ、オープンテープ、フロッピーディスク、MD、8mm、16mm、35mmなどのフィルムサウンドトラックに記録されたや近年のデジタル音声データのフォーマット(avi, wmv, asf, dvr-ms, ms-dvr, mov, mp4, 3gp, m4v, qt, rm, rmvb, flv, mkv, avs, mpg, vob, dv, m1v, m2v, dat, amv,mp3, mp2, wav, wma, ogg, m4a, aac)に記録された音声会話の文字化、さらに言語を換字符号や特殊として記録された記号を必要とする日常言語に書き写す技術者が反訳士なのです。

[反訳士の業務分野

[業 務] [反訳及び文字化業務の受注先]
裁判所提出証拠資料 裁判所・弁護士・司法書士・法務関係,他
会議録や議事録 官公庁の議会など,企業の会議,総会,他
インタビュー・対談・講演 出版・報道機関,他
一般人の収録音声 生活分野の録音音声の文字化
養成講座の開催権利 契約地域で養成講座の運営

さらに,裁判関係専門の反訳士には法律で、

※ 民事訴訟規則148条では「写真又は録音テープ等の証拠調べの申出をする時は,その証拠説明書(反訳書)において,撮影,録音,録画等の対象並びにその日時及び場所をも明らかにしなければならない。」とされ,

更に149条では「録音テープ等の証拠調べの申出をした当事者は,裁判所又は相手方の求めがある時は,当該録音テープ等の内容を説明した書面(当該録音テープ等を反訳した書面を含む。)を提出しなければならない。」と録音音源と同時に書証の提出が義務付けられています。

 

                      反訳書見本

反訳書

 

 

反訳(譯)と翻訳,士の言部

反訳と翻訳の違いを解説「反」

「訓読」: かえ(す)(る),かえりみるもどす
「訓読」: かえ(す)(る),かえりみるもどす
「曾意」: 厂と又との合字で,本義は手を裏がす意味で,又は手,厂は手をか返して,更に之を覆ふことを示し,説文通訓定聲の反の古文では反,厂,又と一との合字で,爪の逆字。爪は手を下向きにした形で反は之を反対にかへす意味で,故に又(手)に從ひ。一を以て手をかへす意を指示とする。

 

反訳と翻訳の違いを解説「翻」
「音読」: ホン,ハン
「訓読」: ひるがえる,ひるがえす,とぶ,ときうつす,つくる
「曾意」: 番+羽で,種を散りまく象形に区画された耕地で田畑に種をまく象形の鳥の両翼を意味し鳥が羽根をの広げひるがえし飛ぶを意味する。甲国の語を乙国の語になおす。

 

反訳と翻訳の違いを解説「訳」
「音読」:ヤク
「訓読」:わけ
「曾意」:「訳」は「譯」の略字で,形声文字を示し物事の成り立ちをあらわし,言葉は表す意味で他国語を自国の語に直して意を通じさせる意味。

 

反訳士の解説「士」
「音読」: シ
「訓読」: じ
「曾意」: 十と一との合字で,本義はしごと・りとめ。轉じて,官につとめる者の意と爲す。
數は学業の本始で。士たるものは先づ書計を学ぷ。而して數は一に始まり十に終る。故に十と一とを合して,仕事・勤め,それを爲す者の意を表はし,又,十と一とは十を推して一に合すること,即ち博より約に返る意で、能く之を爲す者を士と言い、又、一に推して十に合すること,即ち一貰の義で,能く之を爲すものを士とも言い技術を身につけた人で,その技術を生かし処理する能力を保持し生計をたてる人とも言う。

 

 

文字化の違い

日本語翻訳の例

  • 「たったこれべぇっこ→ほんの少し」
  • 「うっちゃぁすれる → 忘れる」
  • 「よういわんわ→呆れ返って物が言えない」
  • 「あいがとさげもした→ 有難うございました。」東北,甲州,関西,鹿児など

各地の方言を必要とする標準語に翻訳するのが翻訳士の仕事です。

 

反訳の例

  • 「たったこれべぇっこ→たったこれべぇっこ」
  • 「うっちゃぁすれる → うっちゃぁすれる」
  • 「よういわんわ→よういわんわ」
  • 「あいがとさげもした→あいがとさげもした」

一言一句を忠実に “耳で読み,目で聞き,心で書面作成手順で整える。それが音声文字化スペシャリストの専門職”反訳士“です。

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