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反訳と音声データ,そして証拠

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〇 真実を知り,反訳する。

今日の現代社会,個人の生活や社会生活いたるまで,残念ながら偽(うそ)が多い。その甚だしい偽を見破る方法の一つ目に,相手の顔をじ~と見ているとその人の精神・心理が顔に現れてくる。
 昔から,人相学という学問があるように,どんなに表面や衣服で体裁をととのえたとしても本当か偽かはすべて顔に現れ特に目と声にでてくる。
 そこで,相手の眼をじ~と見ていると凡眼を欺くことができたとしても,対峙している心眼を欺くことは決してできないの。したがって,人の顔に見られる現象の生理的・心理的の内面が現れる。まさに顔が報告書なのです。

二つ目に,声として発生する言葉は単なる符号とか意思を通じる手段だけではありません。利害がぶつかり合い,さらに,誇りと恥も衝突する裁判では,相手の顔の変化を見抜いただけでは証拠になりません。

したがって,数ある事実を証明する手段のものの中で,相手が自身の口で話した生の会話を録音して,その音声データを裁判所に提出して裁定を受ける方法があります。

しかし,ここで注意しなければなりません。録音機と音声データを直接裁判所に持ちこみ「これが録音した証拠です。」と差し出ても残念ながら受け付けられません。
先ず,音声データを文字に起こし証拠資料(反訳書/書証)の書面に整え提出するのが手順となります。その音声データを文字に起こすことを反訳と言い。文字に起こされた証拠資料を以下反訳書といいます。

 

公用文書式反訳書  

 

証拠説明書の書式

 

〇 専門的技術

証拠資料(書証)を裁判所に提出する時,自身で反訳し証拠資料として反訳書に纏めて提出することも可能です。しかし,双方が激しく争っている裁判の最中、当事者が録音した音声データを平静な気持ちと理性を保ち争いの基の音声会話を耳にして証拠の資料にまとめることは大変な作業なのです。

裁判では、両者が証拠を提示しながら解決を目指して訳ですから、当然の事として相手も目を大きく見開き提出された証拠の資料を厳しく検証します。

ですから、反訳書の作成精度はとても大切なのです。そこで反訳書作成スペシャリストの反訳士は証拠となる音声データの会話を映画の字幕を見るように証拠会話位置を1秒単位の会話経過時刻を示し公用文書式の反訳書に整える専門的技術を提供いたします。

反訳士は豊富な経験と書面作成技術を保有していまし、紛争に直接係(かか)わらない第三者の立場で、一言一句を詳密に文字化、真実の証拠となる会話を明解に書面に整えます。
反訳書の作成では、依頼者を含め多くの時間が費やし作成された証拠資料は結果的によい答えが得られる事になるのです。

 

〇 失われた損害

人々が社会生活を営んでいるかぎり、大小の差はありますが利害の衝突はついてまわります。特に,今日の複雑な現代社会,些細なもめごとから被害や損害を被ってしまい思いもしなかった争いに発展してしまいます。

その結果,日頃,自分たちの生活では多分「一生世話にならない」と自負していて,気持ちの上では遠い距離の裁判所の門をくぐることになってしまいます。

その様な場合,どちらの言い分が正しいか,裁判所で決めてもらう為,それぞれが真実を示す証拠を出し合う事となります。

さらに,真実を証明する証拠には数々ありますが,近年では録音装置が身近になり,誰にでも手軽に操作できることから,話し合うときや過去に録音した会話を裁判で証拠の資料として裁判所に提出し,真実の裁定を受ける手段として用意されています。
よって,失われた損害を元通りに戻してもらう為に裁判所に提出するのが音声文字化された反訳書の役目が存在します。

 

証拠資料(書証)

裁判では,自分の利益を守ろうとする人,逆に対抗する人,それらを助けようとする法律家(弁護人,司法書士)など,互いに双方から真実と主張する証拠が提出され,裁判ではそれを基に裁判が進行,解決を仰ぎます。

真実とする主張には確実に証明力があるそれぞれの資料が必要となり,権利書,契約書,覚書書,念書,注文書,領収書,内容証明書,写真,動画,メール,録音会話などなど,その中で,録音した会話を証拠資料として提出することを考えたとき,会話を忠実に文字に変換し証拠を示す会話日時,時間を詳細に示した書証(反訳書)の用意が必然です。

 

裁定を仰ぐ

裁判で言う反訳とは,各種の録音媒体で当事者の会話を記録し文字に変換して書面に整え反訳書と称する(書証)に整える技法を指しますが,争っている裁判で真実の証明には供述証拠人証物証直接証拠間接証拠など数々証明する手段があります。

しかし,録音証拠の場合,ICレコーダー,ボィスレコーダー,携帯端末,固定電話,ドライブレコーダー,動画レコーダーなどに記録した会話を証拠として法廷に提出するときには,会話を漏らさず忠実に文字起こしし,さらに,相手が日常的生活の中で会話する地域言葉や方言,癖言葉などを自分なりの標準語にせずに作成された反訳が大切です。

反訳し証拠資料を作成する際は思い込みや,創作,自分に都合が良く書き添えるなどは証拠としての価値を失墜してしまいます。

そして,一般的に反訳書はペーシ数の多い資料ですので明確に証拠と主張する会話日時,時間を明示する証拠説明書も反訳書に添え提出し裁定を受けるのが音声反訳の基本なのです。

※参考
録音会話を詳密に書面化に文字化した証拠資料では,相手が主張する録音会話の事実,すなわち,こちらにとっては不利な事実の箇所が含まれているとしても,余するところなく整えた書面の証拠価値と証明価値の書類として誇れるものであれば裁判官の良い心証を得る期待もできます。

 

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