日本反訳士協会

音声反訳・証拠の価値・質の高い反訳書

・証拠の価値と論より証拠

僅(わずか)一言(ひとこと)が裁判の裁定に影響を大きく及ぼす格言で「論より証拠」と言う格言があります。互いに争っている裁判で陳述書(ちんじゅつしょ)や口頭(こうとう・文字に書いたりせずに口を使って述べること。)で「良いか,悪いか」など,くどくど,あれやこれやと長々と説明して裁判官に納得してもらうには余程の文才や表現能力を要求されます。

ですから,目に見える形で裏付けられた証拠を提出する。その方法が物事が素早くハッキリできることを,昔の人は「論より証拠」と言う格言を残してきました。

今日では事実や真実を示す道具としてリアルな音声や動画情報が記録できる媒体があります。その記録媒体に保存された会話や背景音情景を精密に文字に起こして「これが本当にあった事実」ですと証明できるのが価値の高い反訳書(証拠資料)なのです。

「本当にあった。」事実を示す裏付け証拠の基(もと)は紛争当事者がリアルに発声した証拠の足跡で,その偽ることができないは言葉の1語1句を1秒単位の証拠時刻を明記した証拠資料が効力を発揮します。

録音,録画には直接証拠(明らかに示せる理由や物事の存在)と,具体的に事実を示す間接証拠も記録されています。
当職祖父(東京高裁判事)から教授を受けた裁判官が意識している「証拠」の意味の一部を以下紹介いたします。

※(※全文は弊協会が主催※「通信講座の教本記載」)

・裁判は弁論主義が原則。だから,当事者が主張しない事実に基づいて判決はできない。
・双方が争っている事実と証明できる証拠の提出がなされない限り真実を認めることはできない。

・当事者らは事実の証明を示さずに言葉だけで証拠だと主張し続けた場合,証明できる証拠提出がない時には当事者が不利益な判決を受けることは免れない。

・会話の証拠情報量

真実を証明できる音声反訳で会話を文字に起こして作られた証拠資料の反訳書には大量の証拠情報が含まれています。
その会話情報量で,一般的会話速度ですと1秒間に約6~7の漢字混じった文字が反訳されます。

そして,穏(おだ)やかな口調になりますと1秒間5文字以下になり,話し合いがこじれ激昂(げきこう)したときには1秒間に9~10の文字に増加し,さらに,複数の人々の会話になりますと,横からさえぎり,割り込みなどで1秒間で10~14の文字が反訳される秒単位の会話情報量となります。

分単位の会話情報量で,録音時間が30分の場合,証拠資料の反訳書は総ページ数で約40~60ページになり,文字数では約34,000文字のリアル会話証拠文字が反訳されることになります。

① 録音時間 ② 反訳文字数 ③ 反訳書の頁数 ④ 会話反訳行数
15分 16,500文字 29頁 700行
30分 33,800文字 58頁 1,420行
45分 51,750文字 121頁 2168行
60分 68,500文字 158頁 2827行
1時間15分 83,200文字 189頁 3420行
1時間30分 79,750文字 227頁 4072行
1時間45分 113,600文字 260頁 4671行
2時間 128,500文字 293頁 5285行
2時間30分 159,000文字 367頁 6518行
3時間 200,800文字 458頁 8,158行

 

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