一般社団法人日本反訳士協会は,裁判で音声データを証拠の資料として提出する資料の作成に関する専門的を業務を行っています。共に,音声データの反訳<テープ起こし>の専門技術者を志す方に反訳士の職名資格取得通信講座の受講も受け付けています。
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<テープ起こし>を書類に作成

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音声データの反訳と証拠

当職の叔父(元東京(とうきょう)高裁判事)に証拠について教授を受けた。話では「当事者の利害が衝突して対立,裁判所に法律的解決を委ねた場合は裁判所が上位の位置で訴は起こされる。」その上,訴訟となったら争っている当事者は直接の交渉はやめ,それぞれが裁判所に事実を申し立てて主張し合い,争いの基との事実が存在するか?しないのか?と言う存否を確定する資料(証書)を提示すことになる。 ※このページの場合は反訳書と音源になる。

証拠の種類には,
(1)他人が事実として話した供述による証拠。
(2)人以外の物による物証。
(3)事実の存在があるかないかの存否を直接証明する直接証拠。
(4)他の物を間に置いて物事が行われた間接証拠。
(5)裁判官や検察官の尋問に事実を答えた供述証拠。
(6)人が話した内容の非供述証拠」などがある。

数ある証拠の一つに当事者が直接会話した音声データがある。
近年,音声データの証拠提出は増大傾向で,近年,電子機器の進歩は目覚ましく,いつでも誰にでも手軽に場所を選ばすメモ代わりに良質の音声デーとして記録できて,後日の資料として活用できる時代となったことにある。

そこで,争っている当事者が直(じか)に話した真実の記録を証拠の資料として裁判所に提出するとき,音声データを忠実に文字に起こす必要が生じる。
文字起こし作業では,偽り,思い込み,想像,創作は加えず公用・行政文用語法に準じ反訳書(証拠資料)に整え,証拠証明書を添えて提出,争いの認否を仰ぐことになる。
したがって,反訳され文字に起こされた反訳書は裁定を受ける重要資料であるから,事実を証明する証拠会話位置をタイムラインで,「00時,00分,00秒」更に「行番号」で示し第3者の反訳士が作成する証拠資料は大切なことなのであ

 

証拠を指し示すタイムライン

音声データの録音時間40分程度を反訳すると,文字数で,約43,000文字,ページ総数では100ページを超える膨大な証拠文字数となる。

真実や事実を証明する音声データの会話は,刻々と時間が経過していくので,その会話を秒単位の時刻で証拠会話を反訳し文字に起こすと,会話行数は約1,800行にもなる。さらに,証拠の会話時間,会話内容を行番号で表記すると,素早い審理と確認ができ裁判の進行に大きく役に立ち大切なことが公用文書式の反訳書なのだ。

だから,反訳書に付随する証拠説明書の作成ではタイムライン,行番号の表記は欠かすことができない重要な表記法で,利害が衝突し争っている裁判で裁定を受ける証拠資料の反訳書は,一般書籍の小説,エッセイ,レポート,作文などは大きく違う証拠資料なのだ。

 

反訳と音源

証拠資料の反訳書は双方が争い主張する権利や利害を明確に示す重要資料である。裁定を下す裁判長,司法委員,正しいと主張を代弁する代理人に同一の反訳書と反訳音源をそろえて提出し審理を受けるのが裁判証拠資料の反訳書なのである。

※民法第148条を要約抜粋しますと
「 写真又は録音テープ等の証拠を提出するとき、録音、録画等の対象で証拠となる日時及び場所を明らかにする。」と有ります。

※証拠資料の反訳書の作成では

〇 録音の場所は
〇 録音開始のスイッチを押した時間は
〇 誰と誰が会話を交わしたか
〇 会話者との関係は
〇 会話者の立場は
〇 録音場所
〇 証拠の会話位置までの経過時間は
〇 証拠と主張する会話時間の単位表記
〇 証拠と主張する会話の行番号表記
〇 思い込み、創造、創作でない表記
〇 逐語文字化表記
〇 公用文・行政文書用語法の準拠表記

 

※ 反訳書作成のご依頼はこちらから

 

又,民法では 第144条では
「 録音テープ等を反訳した文書を提出して書証の申出をした当事者は,相手方がその録音テー等の複製物の交付を求めたときは,相手方にこれを交付しなければならない。」
したがって,証拠資料の作成依頼では「証拠資料が三冊・音源三品」が納品されます。

 

又,第148条では
「写真又は録音テープ等の証拠調べの申出をするときは,その証拠説明書において,撮影、録音,録画等の対象並びにその日時及び場所をも明らかにしなければならない。」

 

※ 参考反訳書面では

(例-1)録音開始時間が明確な場合
午前10時に録音開始のとき「10時00分00秒から」で表記。

(例-2)録音開始スイッチが押され場合
午後3時30分から録音開始の場合「15時30分00秒」で表記。

 

欧米(おうべい)諸国と違い日本人は訴訟を起こすことは好まないとされているが,今日の裁判件数では,年間
「民事・行政で2,260,000件,刑事1,240,000件,家事・少年関係950,000件で,全(すべ)て合わせると実に年間4,450,000件」以上の複雑な事案が裁判所では審理されいている。

一般的に人の会話速度で録音機に記録した60分の音声会話を文字に起こすと,A4版用紙で約120~150ページ・文字数は45,000~50,000の文字数が証拠資料の反訳書に文字が起こされる。

音声文字化専門家が整える書面書では,争点を明確に示す会話文字化を刻々と過ぎていく会位置を秒単位のタイムコードと会話位置が明確に示されるので,裁判で証拠認定審議の敏速化が実現する。

 

※下の画像をクリックして拡大画像をご覧ください。

公用文書式反訳書

 

※ 裁判で裁判所に提出する各書類に付いて平成13年1月1日から日本工業規格のA4判用紙を使用、様式/書式が以下

※【様式/書式】

  • 用紙は、A4版横書き片面。(A3判袋とじ不可)
  • 文字のサイズは12ポイント固定。
  • 一行の文字数は37字で,12.65pt
  • 一頁の行数は26行で,25.25pt
  • 余白の上端は35㎜
  • 下端は27㎜
  • 左側は30㎜
  • 右端は15~20㎜
  • 左端の30㎜綴じしろ2箇所をステープラーかホチキスで止める。
  • 上端は印用(証拠号表示)の余白。と定められた。

※協会フォーマット以下

  • 標題
  • 前文
  • 作成年月日
  • 作成者記名,捺印
  • 主文
  • 音声再生開始時刻の秒単位(0時間0分0秒~)表記
  • 会話者は、職名、肩書き、性別を表記
  • 連続行番号は音声再生経過時間に同期表記
  • 会話の内容は逐語表記
  • 末文
  • 頁番号
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