1.反訳士の職名取得通信講座
国内唯一「反訳(はんやく)士」職名が取得できる講座です。この講座では,協会が提供する音声テキスト変換ソフトウェアを使用して,実践的な技術を学ぶことができます。具体的には,様々な場面での音声を文字起こしする方法や技術を学びます。
研修期間中に使用するための音声テキスト変換ソフトウェアが無償で提供されます。このソフトウェアを使うことで,法廷などで必要な証拠書類を正確かつ迅速に作成する能力を身につけることができます。
反訳(はんやく)士とは,主に裁判の法廷で証拠の書類作成を専門とする職業で、証言や録音などの音声データを文字起こしし,正確な文章として文書化する必要があります。この職業には高い専門知識と技術が求められますが,この講座を受講することで,反訳(はんやく)文字起こしの技術を学び,反訳(はんやく)士の道を歩むことができます。
興味がありましたら,この講座プログラムを通じて反訳(はんやく)技術を学び,反訳(はんやく)士としてのキャリアを追求してみることを検討してみてください。
反訳(はんやく)士の業務は,証拠とする音源を保有する当事者から提供された音声や会話を文字起こしすることです。反訳(はんやく)士は,耳で聞いた音声を文字化するスキルを駆使して,その音声を文字に起こし,反訳(はんやく)書類としてまとめます。高度な文字起こしの技術を習得することが求められます。
反訳(はんやく)士が取り扱う証拠は,録音や動画に記録された会話だけでなく,背景に聞こえる音情報も含まれます。このような音情報は,特定の出来事や状況の証拠となる場合があります。例えば,犯罪現場での銃声や爆発音,特定の人物の声などが該当します。擬音や擬態の音,発生時刻などを含め,音に関する情報を正確に反訳(はんやく)書に作成することが求められます。
講座を修了し,認定を受けることで,音声文字化スペシャリストとしてのスキルを持つ「反訳(はんやく)士」として活動することができます。このリモート講座は,日本国内で唯一反訳(はんやく)士の職名を取得することができるものであり,反訳(はんやく)技術を習得し,社会的な活動を実現するための専門職を育成することを目的としています。
2.講座終了後の仕事
確かに,裁判証拠の反訳(はんやく)技術は他の分野でも幅広く応用されることがあります。近年の紛争解決裁判の年間件数が非常に多いことからも分かるように,法的紛争や訴訟は数多く存在しています。これらの紛争解決プロセスでは,音声や動画の会話を証拠として提出する機会が増えています。
証拠となる音声や動画は,民事,行政,刑事,家事,少年など様々な分野で使用されます。それらを正確に文字化する能力を持つ反訳(はんやく)士の存在は,法廷での証拠の評価や審理の円滑な進行に不可欠です。反訳(はんやく)士は,法廷だけでなく,企業や行政機関の内部調査,国際紛争解決,音声データの分析などの分野でも活躍することができます。
音声文字化技術を持つ反訳(はんやく)士の需要は,証拠提出の機会が増えるにつれてますます高まっています。正確かつ信頼性の高い証拠書類の作成は,紛争解決の公正さと迅速な判決に大きく貢献します。そのため,反訳(はんやく)士の力が法的なプロセスや紛争解決の現場で切望されているのです。
| [仕事の作成内容] | [音源保有先] |
|---|---|
| 裁判提出証拠資料の反訳(はんやく)書 | 個人,裁判所・弁護士・司法書士・法務関係,他 |
| 会議録や議事録 | 官公庁の議会など,企業の会議,総会,他 |
| インタビュー(・対談・講演) | 出版・報道機関,他 |
| 個人,町内会,自治会 | 生活分野の録音音声の文字化 |
| 反譯(はんやく)士養成講座の開催 | 契約地域で養成講座の運営 |
3.習得する無形,有形の力とは
「無形力」とは目に見えない力であり,人を不快にさせる様々な事柄を指します。これには,言葉や態度,表情,心理的な圧力などが含まれます。例えば,嫌がらせ,いじめ,差別,威圧,威嚇などが無形力の一例です。
一方,「有形力」とは目に見える形で現れる力であり,身体的な攻撃や威嚇行為などを指します。具体的には,襟首をつかむ,殴る,蹴とばす,引っ張る,押す,水を掛ける,唾を吐きかけるなどが該当します。これらは身体的な接触や暴力行為によって相手に害を与えるものです。
無形力と有形力は,人々の間の関係や社会の中で起こる様々な問題において重要な役割を果たします。法的な観点からも,これらの力が虐待や暴力行為として扱われる場合があります。社会全体で,無形力や有形力を理解し,予防するための取り組みや法的な保護取り扱いが必要とされています。
※ 参考
| ・ | 身体的攻撃の状況 |
| ・ | 過大要求や過少要求の事実 |
| ・ | 精神的攻撃で,脅迫,侮辱,暴言,名誉棄損の事実 |
| ・ | 物や書類などを机や床,壁に叩きつけた威嚇が有ったか? |
| ・ | コツコツコツとペンやボールペン,物でテーブルを叩き続けたか? |
| ・ | 胸ぐらをつかむ行為の状況 |
| ・ | 殴る蹴るの衝撃の有無 |
| ・ | 腕や衣服を引っ張る |
| ・ | 耳元で大声で叫ぶ |
| ・ | 拡声器を使い大音量で話しかける |
| ・ | 狭い室内で連続的大音量で威嚇する |
| ・ | 顔や目に強い光を照射する |
| ・ | 棒や刃物を振り回し周囲を叩く |
| ・ | 身の回りの物を投げ,蹴とばす |
| ・ | 着信音だけの無言電話を繰り返す |
| ・ | 刺激の強い飲料水を無理強いする |
| ・ | 車両の幅寄せ,進路妨害,停止車両を殴打や足蹴り行為 |
| ・ | 隣家居住者に騒音で精神的ストレスを加える |
| ・ | 病菌(性病などを故意に感染させる) |
| ・ | 臭気 |
| ・ | 音波 |
などを反訳(はんやく)書作成技術は以下公用文書式の証拠資料を作成するまでの過程を講座で習得します。
4.証拠の録音時間と反訳書作成のページ数
録音,録画会話を基にし証拠資料が作成されたときの書面情報の概略
| ① 音源 | ② 文字化数 | ③ 頁数 | ④ 行数 |
| 15分 | 16,500文字 | 29ページ | 700行 |
| 30分 | 33,800文字 | 58ページ | 1,420行 |
| 45分 | 51,750文字 | 121ページ | 2,168行 |
| 60分 | 68,500文字 | 158ページ | 2,827行 |
| 1時間15分 | 83,200文字 | 189ページ | 3,420行 |
| 1時間30分 | 79,750文字 | 227ページ | 4,072行 |
| 1時間45分 | 113,600文字 | 260ページ | 4,671行 |
| 2時間 | 128,500文字 | 293ページ | 5,285行 |
| 2時間30分 | 159,000文字 | 367ページ | 6,518行 |
| 3時間 | 200,800文字 | 458ページ | 8,158行 |
※注意 ①,②,③,④の記号について
会話速度差で数値は変化します。
① = 録音音声データの時間
② = 音声を反譯(はんやく)した文字数
③ = 公用文書式の合計頁数
④ = 会話者発言会話の行数
5.公用文書式の証拠資料
最高裁判所は裁判所の事件に関する記録その他の書類(以下「裁判文書」という。)について,平成13年1月1日から,日本工業規格A4判の用紙を使用し,書式を横書き(左とじ)と定めた。
<様式>
・A4版横書きとする(片面のみ使用。A3判の袋とじもしない。)
・文字サイズは12ポイント
・1行文字数は37字
・1ページの行数は26行
・余白は,上端35㎜,下端27㎜,左側30㎜,右端15~20㎜
・左端は,綴じしろ,2箇所でステープラー(ホッチキス)止め,上端は受付印用スペースとなる。
書式概要
証拠書類最初のページに以下の情報を示す。
- 題名
- 要約文
- 作成年月日
- 作成者記名,捺印
- 主文
- 音声再生開始時刻の秒単位(0時間0分0秒~)表記
- 会話者は、職名、肩書き、性別を表記
- 連続行番号は音声再生経過時間に同期表記
- 会話の内容は逐語表記
- 前回の記事
- 頁番号
6.校正の目的
裁判証拠書類の作成過程では,目的は音源の音声,動画を録音した当事者と共に文字起しカ所の誤りを見つける作業工程です。文字起こした書面の誤字,脱字,語句に紛れた不要文字の衍字(えんじ)を見つけ,そのカ所を赤字で表記,再び音源と聴き合わせ修正しする証拠資料の作成過程では必然の工程でリモート講座で体験し習得します。

校正用反譯(はんやく)書は依頼者と相互に精密校正します。
7.証拠書類の書式
裁判所に提出する各書類は平成13年1月1日から日本工業規格のA4判用紙を使用、様式/書式が定められ,反譯(はんやく)書の1ページには以下をひょうきす
- 前文
- 作成年月日
- 作成者記名,捺印
- 主文
- 音声再生開始時刻の秒単位(0時間0分0秒~)表記
- 会話者は、職名、肩書き、性別を表記
- 連続行番号は音声再生経過時間に同期表記
- 会話の内容は逐語表記
- 前回の記事
- 頁番号

講座の反訳(はんやく)書作成結果のサンプル
8.証拠説明書
反訳(はんやく)士が作成した証拠資料を証拠説明する書類。
事件を表す年月日,符号,事件番号,原告被告の氏名,押印し三式用意する。

講座で学ぶ証拠説明書の作成
9.講座終了後の認定書
講座を修了し,文字起こし能力の習得が確認されると,熟練学習者に認定書が発行されることがあります。この認定書は,教育プログラムを正式に修了したことと,特定のスキルや知識の習得が確認されたことを示す証明書です。
認定書は,修了証や修了証書とも呼ばれることがあります。一般的には,教育プログラムのカリキュラムを適切に修了し,所定の試験や成績評価に合格した場合に発行されます。認定書には,修了者の氏名,修了日,修了したプログラム名,習得した能力やスキルに関する情報などが記載されます。
熟練学習者に認定書が発行されることで,その者が特定のスキルや知識を習得し,実践的な能力を持つことが証明されます。この認定書は,就職やキャリアの進展,さらなる学習の機会の確保などに役立つことがあります。また,認定書を持つことで,専門的な活動や業務における信頼性や信用度を高めることも可能です。
※認定書発行後,反訳士(はんやく)協会に入会(会費月々1,000円)しますと,「士」として日常的に使用できる証拠資料作りの反譯(はんやく)書作成ソフト(無料使用)の許可がされます。

10.職名「士」業の名刺
職名取得講座で認定されますと,
認定番号が付与されて「士」業の名刺使用が可能となります。

11.文字化(はんやく)書作成ソフトは無償貸与
このリモート講座で使われる文字化作成ソフトは協会が数十年蓄積した経験とノウハウを基礎に開発された公用文書式の証拠書類作成ソフトで受講者には無償で貸与されます。
さらに,この講座終了後は協会会員として入会が許可されますと会員で有る限り無償でソフトの利用が許可されます。
また,この講座では独立開業を志す方々に社会活動で直ぐに必要となる各種のテンプレートの利用も許可されます。
- 公用文書式のテンプレート
- 機密保持契約書のテンプレート
- 証拠証明書のテンプレート
- 見積書のテンプレート
- 請求書のテンプレート
- 領収書のテンプレート
- 書類発送案内のテンプレート
- 封筒のテンプレート
- 名刺のテンプレート
- CDラベル印刷デザインのテンプレート
さらに,「反訳(はんやく)士」の職名取得後で一般社団法人日本反譯(はんやく)士協会に会員として入会が許可され,維持会員に入会が許可されますと,都道府県単位で反訳(はんやく)士技能養成講座を主催する活動許可の権利も付与されます。
12.受講費
- 資格取得リモート講座の受講費(CDデータ)20万円(税別)となっています。
- 福祉関係(身体障害者手帳保持の方々)の受講費(CDデータ)10万円(税別)
- 講座の教本(第一章~第四章)合計約1,418ページ
- 証拠書類作成文字化ソフトはリモート講座受講者に限定し貸与されます。
- 講座で学習する音源及び技能試験用音源はリモート講座受講中は無償で貸与されます。
- 講座で技能認定終了後は規定により認定書発行いたします。
- 講座で認定書授与者は当協会に優先的に入会が許可されます。
- 入会規約では一般会員,入会金1万円で年会費1万2千円。維持会員は入会金5万円で年会費は12万円。
※職名の資格を取得するリモート講座の教本はCDに納められています。
講座 教本 第一章 PDF
- 役割について
- 様式のテンプレート(在宅開業用)
- ① 文字化料金価格表(在宅開業用)
- ② 見積書(在宅開業用)
- ③ 請求書(在宅開業用)
- ④ 秘密保持契約書(在宅開業用)
- ⑤ CD表面印刷デザイン(在宅開業用)
- ⑥ 校正用公用文反譯(はんやく)書書式
- ⑦ 名刺“士”業
- 署名捺印の意味
- 養成講座について
- 公用文反譯(はんやく)書形成プログラム(反譯(はんやく)マスター)について
- 文字化に使うコンピューター機器及び使用ソフト
- 守る法的責務 ・文字化文書の ・業務の流れ
- 公用文書式 ・文字表記の句読点の決まり
- 公用文の漢字使用について
- 公用文の送り仮名の付け方
講座 教本 第二章 PDF
受講者限り,作成トレーニングの為に無償貸与される公用文書式の反譯(はんやく)書形成プログラムの使い方が習得できる。
- 公用文書式反譯(はんやく)書作成ソフトの起動「反譯(はんやく)マスターを開く」
- 各ボタンの説明
- 氏名コードの設定
- 音声データ型式を整える
- 音声データの読み込み
- 会話を書き起こす
- 繰り返し再生と待ち時間設定
- 公用文書式に自動形成
- エラー表示について
- バックアップ〔重複保存〕
- パスワード管理
講座 教本 第三章 PDF 裁判所のはなし
日本の裁判制度について,世間の人達は,ごく浅い知識しか持っておらず,しかも時には間違った考えをしていると言うで裁判所や裁判の制度について,制度の基本と考えられる点や,社会人がとかく思いちがいをしているのではないかと思われる点について学習する。
・第一節 裁判所とはどんなところか
(一)裁判所の印象
(二)法と裁判所と我々の生活
(三)最高裁判所の二つの判決について
(四)裁判所の概念
・第二節 裁判所の独立
・第三節 国民の幸福と裁判
◯ 第一章 裁判所とわれわれの生活
・第一節 社会の秩序を維持する裁判所
(一)犯罪と社会
(二)刑事裁判の実際
(三)刑罰の目的
(四)裁判の道徳的意義
・第二節 国民の権利義務を保全する裁判所
(一)私生活上のいろいろな争い
(二)法による個人の利害の調和
・第三節 法による統治を確保する裁判所
(一)法治国の国民の権利
(二)国会対する国民の利益の保証
◯ 第二章 裁判所
・第一節 裁判所の国法上における地位
(一)国家とその統治権
(二)三権分立の原則
(三)司法権の独立
(四)新憲法における法の優位
・第二節 裁判所の構成
(一)裁判所の種類
(二)最高裁判所
(三)高等裁判所
(四)地方裁判所
(五)家庭裁判所
(六)簡易裁判所
・第三節 裁判官
(一)裁判官の種類及び定員
(二)裁判官の任命
(三)裁判官の任命資格
(四)裁判官の身分
(五)裁判官以外の裁判所職員
・第四節 検察官及び弁護士
(一)検察官の職務
(二)検察官の種類及び等級
(三)検察官の任命資格
(四)検察官の職務上の原則
(五)検察官の身分
(六)検察審査会
(七)弁護士
・第五節 司法修習生
・第六節 裁判事務の取扱
(一)公開裁判の原則
(二)開廷の場所
(三)法廷の秩序維持
(四)裁判所の用語
(五)裁判の評議
(六)裁判所の共助
◯ 第三章 裁判所手続きのあらまし
・第一節 民事訴訟
(一)民事訴訟の意義
(二)民事訴訟における弁論主義
(三)民事訴訟の構造
(四)調停
・第二節 行政訴訟
・第三節 刑事訴訟
(一)刑事訴訟の意義
(二)刑事訴訟の性格及びその理想
(三)刑事訴訟の構造及び憲法による基本的人権の保証
(四)陪審制度の停止
(五)人身保証
(六)少年保護
◯ 第四章 裁判の理想
講座 教本 第四章 方言集 PDF
この方言集は当協会が過去反譯(はんやく)書を作成した際に実際に録音された方言や新語を標準語と照合できるよう全国の協力者とともに整えたもので,ページ数1,098頁,行数27,670 余り,文字数514,839で構成され,PDFファイルとしてCD収録しました。
PDFファイルの検索モードで,方言や新語を入力することによって,標準語と都道府県が検索結果として表示されます。












