裁判で使う!音声証拠の文字起こし(反訳)の手引き
日本反訳士協会

AI 文字起こし(transcription)・反訳書の校正・清書支援サービス

AI の文字起こしによる課題

AI 音声文字起こし

AI 音声反訳

AIオンライン文字起こし(反訳)について

AIオンライン文字起こし(反訳)は、音声データをテキストに変換する技術です。この技術では、オンライン上で音声認識技術が活用され、音声をリアルタイムまたは事後にテキスト化します。

文字起こしの正確性に影響を与える要素

文字起こしや反訳書作成の正確性は、音声データの品質や話者の話し方など、さまざまな要素に左右されます。

  • 音声データの品質: 音声のノイズ、エコー、途切れなどは、文字起こしの正確性を大きく低下させる可能性があります。
  • 話者の話し方: 話者の発音、アクセント、話し方の速さ、抑揚なども、文字起こしの精度に影響を与えます。特に、方言や専門用語、スラングは、AIが正確に認識しにくい場合があります。

AIの限界と人間の役割

AIの技術は日々進化していますが、依然として完全な正確性を保証することは困難です。特に、複雑な内容や方言、土地言葉、専門性の高い分野の文字起こしでは、AIだけでは対応できないケースも少なくありません。

そのため、重要な文書や正確性が求められる場合には、AIによる自動文字起こしに加えて、専門の反訳士による校正や修正を行うことが推奨されます。人間が文章全体の内容を理解し、文脈に基づいて適切な修正を加えることで、より高品質な文字起こし結果を得ることができます。

 

正確性の問題:

AI文字起こし(反訳)は、音声認識技術を用いて音声をテキストに変換する便利なツールですが、その技術には限界と課題があります。特に、文字起こしの正確性については、いくつかの問題点が指摘されています。

言語の制限:

AI文字起こしは、トレーニングされた言語やアクセントに対応するように最適化されています。そのため、多様な会話や方言、癖言葉など、標準的な言葉遣いから外れる場合には、文字起こしの精度が低下する可能性があります。特に、裁判においては、様々な背景を持つ人が話すため、AI文字起こしが正確に内容を把握できない場合があります。

・機密性の問題:

オンラインでの音声反訳、つまりAI文字起こしは、その利便性から多くの場面で利用されていますが、機密情報の漏洩という深刻なリスクも抱えています。

音声データには、以下のような機密情報が含まれている可能性があります。

  • 個人情報: 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど
  • 企業情報: 顧客情報、営業秘密、技術情報、財務情報など
  • 機密性の高い会話内容: 経営会議の内容、契約交渉の内容、医療情報など

これらの情報がAI文字起こしサービスにアップロードされることで、情報漏洩のリスクが高まります。特に、オンラインのAI文字起こしサービスの場合、サーバーが国外にある場合や、セキュリティ対策が十分でない場合に、情報漏洩のリスクがさらに高まる可能性があります。

・コストと時間の要件:

AIによる文字起こしは,高度な処理能力を必要とし,大量の計算リソースを消費します。これにはクラウドベースのサービスを利用する場合にかかる費用や,処理時間が含まれます。特に長時間の音声や複数の音声ファイルを処理する場合は,追加の費用と時間がかかることがあります。

・音声認識エラー:

AIによる文字起こしは,音声認識技術に依存しており,その正確性には制約があります。ノイズやバックグラウンド音,話者の発音の特徴などが正確な認識を妨げる可能性があります。そのため,完全な正確性を期待することは難しい場合があります。

・機械学習モデルの限界:

AIによる文字起こしは,機械学習モデルに基づいています。しかし,モデルはトレーニングデータに基づいて学習されるため,トレーニングデータに存在しないパターンや新しい言語の発音には限界があります。そのため,特定の発音やアクセントに対しては正確性が低下する可能性があります。

・編集と修正の必要性:

AIによる文字起こしは,完全な正確性を保証するものではありません。文法や意味の不正確さ,認識エラーなどが生じる場合があります。そのため,文字起こし結果を編集や修正する必要がある場合があります。

以上が,AIによる文字起こしの問題点として挙げられます。これらの問題に対処するためには,技術の改善やさらなる研究が必要とされています。

 

AI 文字起こしの清書支援

事実を証明する書類の作成では,特定の出来事や状況に関する証拠を文字化,正当性や真実性を裏付ける表記をしたします。書類形成では,法的に示す言葉など様々なシーンや状況を示すことに役立てます。

事実証明を示す書類の清書では、以下の要素を含ます。

  1. 証拠時刻:

    証拠音声や動画情報などの場合には、発生した年、月、日だけでなく、秒単位で示すことが望ましく、これにより、証拠の発生時刻が明確になり、その後の経過時間や関係者の行動といった情報を正確に把握することができます。

  2. 言葉の内容:

    証拠音声や動画情報を文字起こしする際には、一語一語を忠実に逐語で文字起こしが重要です。さらに、証拠に含まれる有形無形の力(擬声語、擬音語、擬態語、擬容語、擬情語)も忠実に反映させることで、その場の雰囲気や関係者の感情などを正確に表記することで証拠の位置を把握することができます。

  3. 反訳書の用意:

    証拠音声や動画情報を文字起こししたメモ書きを証拠として提出する場合には、それを事実認定書に整える必要があります。その際には、逐語作成された反訳書を用意することが望ましいです。反訳書には、証拠時刻や言葉の内容を正確に反映させることが重要です。

以上のような点に注意することで、証拠の価値を高めることができます。証拠が正確で信頼性の高いものであれば、裁判や調停などで有利に進めることができるでしょう。

場合によっては証言や証拠の提出など,他の手続も必要になることがありますが書類作成においては,反訳士の助言がもっとも重要になります。

 

・有形力

“有形力”は,物理的な攻撃や力を行使して相手に傷害を与えたり,動きを制限したりすることを指します。以下は一例です。

・殴る: 手で相手を殴る。
・蹴とばす: 足で相手を蹴とばす。
・引っ張る: 相手を体や衣服から引っ張る。
・押し倒す: 相手を体や腕,肩などから押し倒す。
・行為の文字化: これらの有形力を行使した状況を文字にして記録すること。例えば,暴力事件があった場合には,警察や裁判所に被害届や証言書を提出する際に,その状況を詳しく書き起こすことが求められます。

有形力は人の身体や尊厳を傷つけたり,自由を奪ったりするなど,深刻な影響を与える可能性があるため,法的にも厳しく取り扱われます。また,有形力を受けた場合には,証拠として記録することが重要であり,行為の文字化によって事件の解決や裁判の進行をスムーズにすることができます。

・無形の力

「無形力」とは、物理的な攻撃や力ではなく、相手の心理や感情に働きかけることによって、精神的な傷害や不安感、ストレスを与えることを指します。以下は一例で、

・無言電話:相手に電話をかけて、自分の声を出さずに黙っている。

・会話途中から無言の圧力:会話の途中から急に黙っていることで、相手に対して無言の圧力をかける。

・状態の文字化:これらの無形力を行使した状況を、文字にして記録すること。例えば、ストーカー被害やパワハラなどで、相手から無言電話や無言の圧力を受けた場合には、警察や裁判所に被害届や証言書を提出する際に、その状況を詳しく書き起こすことが求められます。

無形力によって相手に与えられた精神的な影響やストレスは、非常に深刻であるため、証拠として取り扱うことが重要であり、状態の文字化を行うことで、事件の解決や裁判の進行を支援することができます。

・オノマトペ

「擬声語」とは、音を文字に表現することで、その音の印象やイメージを伝える表現方法のことです。擬声語は、直接的には証拠とはならない場合が多いですが、証言書や報告書などで、証拠として補助的な役割を果たすことがあります。

例えば、録音された会話の背景に聞こえる物音や声を、擬声語として文字化することで、その会話の雰囲気や相手の感情をより詳細に表現することができます。例えば、「ポンッ」というドアを閉める音や、「ガシャン」というガラスが割れる音、あるいは「キーンキーン」という携帯電話の着信音など、様々な音が該当します。

また、擬声語以外にも、聞こえた言葉や発言内容を正確に文字に起こすことも証拠として重要です。この場合には、聞き取りにくい場合や意図的に聞き取りにくくされた場合に備えて、録音機器の設定や聞き取り方にも注意が必要です。

・擬音語

「擬音語」とは、音を文字に表現することで、その音の印象やイメージを伝える表現方法のことです。擬音語は、証拠として補助的な役割を果たすことがあります。

例えば、会話と同時に聞こえる自然界の音や響きを、擬音語として文字化することで、その場面や状況をより詳細に表現することができます。例えば、雨の音を表現する「ザーザー」という音や、鳥のさえずりを表現する「チュンチュン」という音、あるいは、車の通過音を表現する「ブーン」という音など、様々な音が該当します。

また、擬音語以外にも、会話内容に関連する自然界の音や響きを正確に文字に起こすことも証拠として重要です。この場合には、会話や音が発生した場所の周囲の環境や、録音機器の設定などにも注意が必要です。

・擬態語

「擬態語」とは、人や物の動きや形を文字に表現することで、その動きや形の印象やイメージを伝える表現方法のことです。擬態語は、証言書や報告書などで、証拠として補助的な役割を果たします。

例えば、動画に映っている人物の身ぶり手ぶりを、擬態語として文字化することで、その人物が表現した感情や状況をより詳細に表現することができます。例えば、怒っているような身ぶり手ぶりを表現する「むかっ」という言葉や、喜んでいるような身ぶり手ぶりを表現する「にこにこ」という言葉、あるいは、急いでいるような身ぶり手ぶりを表現する「バタバタ」という言葉など、様々な言葉が該当します。

・擬容語

「擬容語」とは、動物や植物の形状や特徴を文字に表現する表現方法のことです。証拠としては、主に動画や写真などで撮影された生物の姿勢や動作を、より正確に表現するために用いられます。

例えば、動画に映っている動物の姿勢を擬容語で文字化することで、その動物がどのような状況にあったのかを推測することができます。例えば、お腹を見せている状態を表現する「うつぶせ」や、四つん這いの状態を表現する「ばってん」という言葉、または、立ち上がっている状態を表現する「たちあがり」という言葉など、様々な言葉が該当します。

ただし、擬容語は、その言葉自体が証拠として利用されることは稀であり、証言書や報告書などで、証拠として補助的な役割を果たすことが多いです。また、動物や植物の形状や特徴を正確に表現するためには、専門的な知識や経験が必要な場合があります。

・擬情語

「擬情語」とは、音声や動画から受けた感じや変化を文字で表現する表現方法のことです。例えば、音声から受けた感情や印象を表現する「ぎょっとする」や、「びっくりする」といった言葉や、動画から受けた印象を表現する「静かになる」や「速く動く」などの言葉が該当します。

擬情語は、主に証言書や報告書などで利用され、証拠として補助的な役割を果たすことが多く、音声や動画から受けた感情や印象は、主観的な要素が強く、事件や事故の検証などで、証言者が受けた感情や印象が事実関係を補完する場合には、重要な情報源となります。


ネット文字起こしの危険性と清書支援サービス

オンライン反訳サービスは、プライバシーやセキュリティに関する問題がある可能性があります。ユーザーは、個人情報や機密情報を含むデータをサービスに提供する前に、サービスがどのようなセキュリティ措置を講じているかを確認する必要があります。また、オンラインサービスを使用することによって発生するリスクについて、自己責任で判断する必要があります。

証拠資料の整理や校正、清書を行う支援サービスは、訴訟や紛争解決において非常に重要です。特に、反訳書の整合性や正確性は、証拠の価値を高める上で重要な要素です。AIや自分で作成したメモを反訳士による校正清書によって反訳書に整えることで、正確で信頼性の高い証拠を提出することができます。また、反訳士による整理や校正によって、証拠の抜け漏れや不備を防ぎ、訴訟や紛争解決のスムーズな進行を促進することができます。

証拠資料の反訳書の作成支援は、以下の手順で行われます。

  1. 反訳士が作成した反訳書を当事者に示し、確認校正を依頼する。
  2. 当事者が反訳書を確認校正し、修正点があれば反訳士に報告します。
  3. 反訳士が修正点を確認し反映、最終的な反訳書を作成。
  4. 反訳書に押印。
  5. 反訳の元音源をCDに焼き付ける。
  6. 反訳書と音源CDを原告、被告、裁判所の各三式を整えます。

このようにして、反訳書の清書支援サービスでは、反訳書の作成から最終的な整理までを専門の反訳士がサポートすることで、高品質な証拠資料を提供することができます。

 

※ 本人またはAIが文字に起こした事例として、
「要約情報」
要約とは、反訳書の概要や本質を簡潔にまとめたもので、反訳書全体を理解するのに役立ちます。通常、反訳書の最初のページに記載され、読み手に反訳書の内容を理解する上での指針を提供します。要約は、反訳書全体を読まずに、簡単に情報を取得することができるため、非常に重要な役割を果たしています。
録音月日:令和3年2月10日
録音開始時刻:13時00分から
収録収録時間:約26分50秒
会話者:認知老人介護ヘルパーの大島由紀子氏
被害者親族:吉田正雄
【文字に起こした事例】
はーいはーい。こんにちはー,失礼しまーす。やあ,やあ,やあ。奥様は,ご一緒にいらしたの?
・支援結果の反訳事例
AI清算サポート

AI 清書支援

公用文書式作成サービスの詳細:
音声や動画を証拠として録音録画を開始した生成年月日と時刻とは、その証拠が作成された時点の日付と時刻を指します。これらの情報は、証拠の信頼性を高めるために非常に重要であり、証拠書類に明確に表記されることが求められます。証拠書類に生成年月日と時刻を正確に表記することで、後になって証拠の真正性が疑われることを防ぐことができます。
記録情報の要約は、証拠資料の内容を簡潔にまとめたもので、証拠資料が膨大な場合や証拠資料を追加提出する場合に、裁判所や関係者に対して要点を伝えるために用いられます。要約には、証拠資料の内容や意義、訴訟上の重要性などが記載され、反訳書に記載されます。要約は、訴訟の進行において重要な役割を果たすため、正確かつ明瞭に記載することが求められます。
録音相手の氏名、官位、職名、地位称号などは、録音の際に記録されるメタデータの一部であり、証拠としての重要性があります。特に、法的な取引や訴訟においては、録音相手の身分が証明されることが必要になります。ただし、個人情報保護の観点から、録音に際しては相手方の同意を得ることに注意が必要です。
行ごとに割り振られた連続行番号は、証拠の中で特定の箇所を指し示すために使用されます。この行番号は、証拠の分析や議論の際に特定の箇所を素早く参照するために役立ちます。行番号を使用することで、証拠の特定の箇所について議論したり、引用したりすることが簡単になります。
一般的に、1秒間に9~10文字の記述速度を目安としています。ただし、話者の発話速度や口調、内容の複雑さによっては、記述速度が異なることがあります。最終的には、正確で分かりやすい反訳書を作成することが最も重要です。
押印や署名は、法的文書において真正性を証明するための形式です。民事訴訟法第228条第4項によれば、「文書の真正性を証明するため、裁判所は、証拠となる文書を当事者の申出により閲覧させ、当事者が同意するときは、写しを発行し、証拠書類に印鑑を押印させなければならない。」とされています。つまり、押印や署名は、証拠となる文書の真正性を確認し、法的効力を持たせるための手段として用いられます。
号証記入欄
反訳書の上端35㎜の余白
反訳書の左側30㎜の余白
反訳書の下端27㎜の余白
反訳書の右端27㎜の余白15~20㎜
反訳書の全ページに振り付ける用紙の連続番号
反訳書作成者の住所

 

 

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